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変な家の不気味なノート - 黒岩美霊
2024/01/16 (Tue) 18:39:23
少し長い話だが最後まで読んでくれるとありがたい。
自分が小学5の時に、おばあちゃんの家に泊まった。
おばあちゃんはとても子供に優しい人で当時は弟と一緒によく遊んでもらってた。その日はいい天気で、遊びすぎて疲れたので早めに寝てしまった。
夜中に、弟がトイレに行きたいと言い出すので仕方なく起きて暗い廊下を進んだ。トイレの前に着いた時に、何か薄いものを踏んだ感触があった。手探りで掴むとそれは形からしてノートで、かすかにホコリっぽい匂いがした。なんだろう…と子供ながらに色々考えたと思う。
そこで弟のトイレが終わったので洗面所の明かりを付け、ノートが薄暗い灯に照らされると、それはとても黄ばんでいて、汚い字で、
「ぼくのにっき」と書かれていた。